今回の記事では、超有名な「チーズはどこへ消えた?」から学んだことをお伝えします。
「チーズはどこへ消えた?」は、多くの企業が研修などで利用されるくらい評判が良い本です。
この本は、「変化を受け入れことの大切さ」を教えてくれます。
社員の研修で利用される理由は、凝り固まった思考では個人としても企業としても
生き残れないということを学んで欲しいからです。
変化を受け入れ、変化に臆することなく飛び込んで行く社員が増えれば、
企業としても活気があふれ成長する可能性が上がるからです。
自分も人に勧められて過去に一度読んでいたのですが、
その当時は文字を追うだけで本から学ぼうという姿勢が足りていませんでした。
したがって、考えを変えるキッカケになりませんでした。
しかし、最近読み返してみると、最初に読んだ時にもっと深く理解しておけば良かったと後悔しました。
本の出会いは不思議なもので、自分でも気がついていないところからのチカラが作用し、
一番良いタイミングでやってきます。
その良いタイミングに素直に乗るか、乗らないかでその後が変わってしまいます。
変化を受け入れなければ、大きな機会を見過ごしてしまう可能性となります。
ということで、この本「チーズはどこへ消えた?」から学んだことを皆さんへご紹介します。
その前に1つ大事なことをお伝えします。
それは、この本に書かれている「チーズ」は、
読む人にとって重要なものへ置き換えて読まれることをオススメします。
例えば、お金、成功、信頼、親友、家族などあなたの重要なものに置き換えてください。
もくじ
1.不安や恐怖にとらわれて、変化を恐れていないか?
・「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」
・「恐怖に捕らわれていたのを悟った。
新しい方向に踏み出したことで、解放されたのだ。」・「恐怖がなくなると、想像以上に楽しくなるのがわかる。」
・「人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。
自分の心の中に作り上げている恐怖の方が、現実よりずっとひどいのだ。」・「予期していようといまいと、つねに変化が起きるのは自然なことだとわかった。」
以下のことが5年先、10年先も変わらず同じ状態でいるだろうか?
- 今やっている仕事
- 共に働いている仲間
- 安定した会社の状態
- 生活を続けられる給料
おそらく、それはないでしょう。
下手をしたら、1年後には大きく変化しているかもしれません。
そういった変化に対して、今現在なにか備えていますか?
もし何も備えていないなら、少しでも変化に備えるべきです。
変化は現実逃避してもやってきます。
必ずやってきます。
今現在、携帯は当たり前のようにみなさん持っておられますが、
本の十数年前では持っていない人のほうが大半でした。
変化は必ずやってきます。
人は覚悟を決めた時、強くなれます。
変化が来ることを前提として、その準備をしていれば何も恐れることはありません。
それならいっそ、自らのチカラで変化を起こす人になってみてはどうでしょうか?
2.やってくる変化に対して備えるよりも、もっと良い方法とは?
・変化は災難に見えても結局は、天の恵みだった。
・変化に反応し、適応しようとするよりもっといいのは、
できるうちに自ら変化を起こすことじゃないかな。・現在、この分野ではまた一つ大きな技術革新が起きているけど、
会社では誰も手を打とうとはしていない。
現状に甘んじることなく、自ら変化を起こしていく方が
変化に対して備えるより、ラクだし楽しい。
どうせ変化するなら、自分のいいように絵を描いて、それに向かって行くべきです。
他人から強要されてやるより、自らの意思でやる方がチカラを発揮できます。
3.自ら変化していくことと同じくらい大切なことは?
・ぼくの仕事は日々持ち上がる問題をただ処理することだと思っていた。
・先のことを考え、会社がどういう方向へ向かっているのか注意するべきだったのに。
・みんなが追い求めたいと願い、仕事でも人生でも、変化を楽しみ、
繁栄を享受することができるような「新しいチーズ」像をね。
自分だけでなく、周りの人も巻き込んで、変化を起こしていけたら、なお素晴らしいことです。
そうなった時、あなたは革命リーダーとして、さらに活躍できるでしょう。
自らの仕事の範囲を狭めず、幅広にとらえ直せば良いですし、それが本当の仕事になります。
そんな仕事をやっている人には、天の恵みがどんどんやってきます。
みなさんに向けて書いているように見せかけて、自分自身に向けて書いていたりします・・・。
いろいろ考えさせられる本ですが、読んでみてください。
それでは、「チーズはどこに消えた?」の著者である「スペンサー・ジョンソン」さんの
他の本も気づきを与えてくれます。
以上です、最後まで読んで頂きありがとうございます。