【7つの習慣】第4の習慣「Win-Winを考える」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著

win-winを考える

この記事では、世界中の多くの成功者に読まれている「7つの習慣」から成功法則を解説していきます。

今回はその中から、第4の習慣である「Win-Winを考える」を説明します。

前回の「【7つの習慣】第3の習慣「最優先事項を優先する」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著」に引き続き、成功に近づくように学んでいきましょう。

 

「Win-Winを考える」とは、他人との関係や取引において自分も勝つ(Win)し、相手も勝つ(Win)関係を考えましょうということです。

つまり、自分に得があるし、相手にも得になる関係性や取引を目指しましょう。

 

自分さえ得すれば、相手が損でもよいという関係や取引は、一時的ならなんとかなりますが、その状態を継続的に続けることは難しくなります。

なぜなら、そんな関係や取引が続けば、間違いなく相手が逃げて(離れて)行きます。

つまり、「ギブ アンド テイク」(与える心ともらう心)が大切になります。

もらってばかりの関係もないし、与えてばかりの関係もありません。

 

Win-Winな関係

人は完璧ではありません、お互いの長所を活かしてお互いの短所を補うような関係を築くことができれば、そんな幸せな関係はありません。

 

それでは、「関係や取引において、お互いに得になる方法を考えましょう」ということについて解説していきます。

1.Win-Winの関係は、結構あるのか?

商売のWin-Winな関係

商売のWin-Winな関係

「A社は商品を製造および販売し、利益を獲得する。お客様がその商品を購入し便利になり満足する」

上記の関係は、まさにWin-Winの関係です。

 

「A社は商品が売れて利益を獲得する⇔お客様は適正な価格で商品を購入し幸せを手に入れる」

お互いに得をする関係となります。

 

A社は利益を獲得し自社を成長させ、さらに良い商品を開発し、販売できるようになります。

お客様もさらに良い商品を手に入れることができ、さらに幸せを手に入れます。

お互いに良い事ずくめです。

 

このような「Win-Win」な関係はたくさん世の中にあります。

また、人と人の関係においても、友人関係・恋人関係・夫婦関係・親子関係・家族関係・親戚関係・師弟関係・ご近所関係などたくさんの「Win-Win」関係があります。

 

2.Win-Winの関係以外にどんな関係があるのか?

Win-Winな関係ではない

Win-Winな関係ではない

「B社は商品を製造および販売し利益を獲得する。お客様はその商品を購入するが不満足を得る」

上記の関係は、Win-Loseの関係です。

購入した商品が粗悪で、お客様が不満と感じた場合、二度とその商品を購入することはないでしょう。

そうなると、Win-Loseの関係は終わりがやってきます。

 

次の例は、Lose-Winの関係です。

「C社は商品を製造および販売するが不採算のため利益を獲得できない。お客様はその商品を購入し満足を獲得する」

不採算とは

不採算とは、「商品を販売するのにかかるコスト > 商品を販売した価格」を意味します。

商品を製造し販売するのに材料費や人件費などコストがかかります。

しかし、そのコストが販売した価格より高い場合、商売として成立しません。

C社は利益を獲得できないので、いずれその商品を販売できなくなるか、倒産してしまいます。

 

また、次の例はあまりないかもしれませんが、Lose-Loseの関係です。

「D社は商品を製造および販売するが不採算のため、利益を獲得できない。お客様はその商品を購入するが不満足を得る」

お互いに不幸になる例です。(誰も得になりません)

 

3.Win-Winの関係まとめ

勝負の世界

勝負の世界

スポーツの世界では、Win-Lose(Lose-Win)の関係が当たり前ですが、ビジネスの世界ではWin-Winの関係を通してお互いに幸せとなる関係が理想となります。

人間関係においても、Win-Winな関係を築いてお互いに幸せになりたいものです。

 

お互いの欠点(苦手)を補い合いながら、お互いの長所(得意)を伸ばせる関係が最高となります。

そういった関係を手に入れましょう。

 

4.「7つの習慣」のオススメ書籍のご紹介

 

 

 

 

 

 

 

5.最後に

他の習慣も合わせて学びましょう。

 

【7つの習慣】を読む前に知っておくべき3つのこと|スティーブン・R・コヴィー博士著

 

【7つの習慣】第1の習慣「主体的である」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著

 

【7つの習慣】第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著

 

【7つの習慣】第3の習慣「最優先事項を優先する」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著

 

【7つの習慣】第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著

 

【7つの習慣】第6の習慣「シナジーを作り出す」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著

 

以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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