この記事では、世界中の多くの成功者に読まれている「7つの習慣」から成功法則を解説していきます。
今回はその中から、第6の習慣である「シナジーを作り出す」を説明します。
前回の「【7つの習慣】第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著」に引き続き、成功に近づくように学んでいきましょう。
「シナジーを作り出す」とは、相乗効果を利用して大きな成果を生み出せということです。
つまり、一人の力だけでなく、複数の力を合わせて、大きな成果を生み出すことが重要です。
もくじ
1.違いを尊重し本当のシナジー効果を生み出せ
二人の人が組んで何かをしようという時、二人の共通点を利用して効果を出そうとするがそれは間違いである。
以下の図で説明します。
AくんとBくんの共通点(赤色部分)だけを利用するのは、もったいないのです。
次に、違いを尊重し本当のシナジー効果を生み出すには、以下の図のようにする必要があります。
「AくんとBくんの共通点」 + 「Aくんの固有部分」 + 「Bくんの固有分」を利用するほうが、最初の図より大きな力を生み出すことができます。
つまり、共通点だけでなく、それぞれの固有部分も利用するほうが大きな力となります。
しかし、ここで大きな問題があります。
それは、AくんとBくんの共通点(共通認識部分)以外の二人の相違点(異なる認識部分)をお互いに受け入れることが必要となります。
お互いに考え方が異なる部分を認め合い、お互いの良さを活かすことができれば大きな効果を生み出すことができます。
どちらかが折れることなく、お互いの相違点を認め合う必要があります。
そして、お互いの相違点を認め合うことにより、認識の異なる意見を受け入れ、新たな発想を生み出すことができるようになります。
つまり、お互いに刺激を与え合う存在となれば、多くの可能性が生まれます。
2.組織においても、相違点を認める必要がある
先程のAくんとBくんの組合せでは、二人だけの効果ですが、組織においても色々な考え方や経験を持った人が集まります。
その場合は、一人一人の固有部分を上手く利用することができれば、より大きな力を生み出すことができます。
組織では、他人と異なった考え方を持った人をよく異端として扱われることがあります。
なぜなら、誰もが同じ方向を向いて、同じ考え方を持った人ばかりのほうが管理しやすいからです。
しかし、共通点ばかりが集まっても大きな力とはなりません。
先程のAくんとBくんのように、Aくんの固有部分やBくんの固有部分を足すほうがより大きな力となります。
つまり、組織のすべての人の固有部分を足し合わせたほうが、ものすごく大きな力となります。
組織でも人それぞれの違いを尊重し、シナジー効果を発揮できれば、さらに良い結果を生み出せるでしょう。
3.「7つの習慣」のオススメ書籍のご紹介
4.最後に
他の習慣も合わせて学びましょう。
【7つの習慣】を読む前に知っておくべき3つのこと|スティーブン・R・コヴィー博士著
【7つの習慣】第1の習慣「主体的である」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著
【7つの習慣】第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著
【7つの習慣】第3の習慣「最優先事項を優先する」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著
【7つの習慣】第4の習慣「Win-Winを考える」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著
【7つの習慣】第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を学ぶ|スティーブン・R・コヴィー博士著
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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